2016年1月18日月曜日

Qt 勉強会 #31 @Tokyo 開催しました

2016年01月16日(土曜日)に Qt 勉強会 #31 @Tokyo を 株式会社 PTP のミーティングルームで開催しました・・・という報告は、いつも鈴木佑さんが行われているのですが、めでたい事に、鈴木さんは先日パパさんになりまして。


今日まで奥様のご実家のある北海道にいらっしゃるので変わってご報告します。

(2016/01/18 たすくさんの漢字が間違っていて訂正しました。大変失礼いたしました)

簡単な自己紹介


今回は参加者が15人。半年ぶりの方、1年ぶりの方、炎上中のプロジェクトに居ながら女性の新人さんを引き連れてきて下さった方、無事留学が決まった現役高校3年生等、色々な方がご参加下さいました。

もくもく&成果発表


今回もいつもの通りのモクモク勉強会。

QWSでおこっている問題の調査をしていました

組込みでQt4.8を使われていて、マウスカーソルを消した所、緑のゴミが画面上に表示されてこまってるということで、調査をされていました。動的に消すと色々問題がおきそうで、カーソルを無効化してQtをビルドし直すのが一つの解決策かもというのが今日の成果との事です。解決すると良いですね。

KDEのKonqueror周りに手を入れようと作業に着手しました


KDEをビルドするためQtのビルドをしましたが、Qtのビルドで終わってしまったとの事。ぜひそのまま頑張って下さい。


Qtでテキストエディタを作成中です


JavaScriptでプラグインを作れる部分を実装中です。Node.jsのイベントをQtのシグナルとスロットの仕組みとつなぐためJavaScriptからQtの側を呼び出す処理を実装するようV8のAPIをいじってました。

東芝のFlash Air用クライアント作成中です


Flash AirのサムネイルからローカルにDrag And Dropでコピーする部分の処理を実装していました。ただ、リリースビルドだと動かない事が発覚したので、帰宅したら調べてみます。

ロボコン向けに諸々作成していました


という話をされていましたは、突然手元のMacが堕ちてあたふたしていたので詳細は聞き逃しました。ごめんなさい。

アプリケーションの国際化対応のための機能について調べていました


仕事でやっている作業の一貫でQtの翻訳周りのツールを使ってみていたとの事。動的な切り替えはまだ試せていないものの、かなり便利な印象との事です。

仕事用のデータベースの作成を行っていました


仕事はフィールドサービスエンジニアなのですが、欲しいアプリを組んでもらえないので自分で始めたとの事。普段はアメリカ在住でたまたま戻ってきていたので、立ち寄ったとの事で、来週にはアメリカに戻ってしまうとそうですが、わざわざ貴重な一日を使って来て下さってありがたい事です。

ルービックキューブアプリの続き


先月に率い続き、ルービックキューブの作成を続けていました。見た目をかっこ良くした後、スカイボックスを使って背景をつけようとしたのですが、なぜかうまくいかず・・・残念。

スクリーンショット機能の実装


フレームバッファの変更を検出してPNGに変換した後QMLに設定する所まで出来上がりました。その他QScriptEngineについて調べていました。

独自ボードとAndroid間のBluetooth通信と表示を実装してました


Bluetooth経由で受け取ったデータをQMLでグラフ表示する機能を実装していました。PCで作ったものがそのままAndroidでも動くので良いですとの事。色々な機能が実装され本当にいい感じですよね、最近のQtは。

コラージュソフトの手直し中です


ここまで作ってきた開発版をベースに改善方法を模索中との事です。
もうすぐ本業は定年との事ですが、コラージュ療法ソフトの方はこれから本格的に大学の方と協力して色々やっていかれるそうで、悩みながら模索中のようです。

OpenCVとOpenCLの相互運用サンプルのプログラムを動かしていました


ほっとくとOpenCLの側のバッファが取れなくなって落ちてしまうので、本当にGPUを使ってるのかも含めて怪しいので調査していました。ただ手元の環境ではIntelのツールが動かず、帰宅後に別の環境で調べてみるつもりです。
本当にやりたいのは、メニューを作ったりとかQtを使った別の事なので、まだまだこれからのようです。どんなものを作られるのか興味津々です。

他の方々のやってる事を聞いてました


今回はつれられてきたので、特に何も考えてなかったそうで、他の方々のやっている事を聞いたり、簡単な事をやってみたりしていたそうです。ぜひ次回はやりたい事を見つけてもらえるといいなぁ。

ステートチャートを簡単に書けるようにするツールを作成中です


ステートの遷移をGUIで視覚的に作っていけるツールだそうです。生成したステートはQMLとして保存でき、そのままQMLアプリに埋め込めるので、手でガリガリ書くより生産性が高いそうです。ついでに、Unityのゲームも手を付けているとの事でUnity向けのExport機能もほぼ実装出来た所との事。
 Githubで公開されているので、ぜひ触ってみて下さい。


ということで、皆さん色々やってらっしゃいました。
隠者の方は、qmakeについて、相変わらずこそこそと調査継続中。
本にしたいなぁと思いつつ、自分の中でどう説明していったらいいか構想中です。