組込みと呼ばれる業界の難しいところは、勉強のためにハードウェアを購入しないとならないことですよね。おかげさまでいつもお財布が悲鳴を上げています。
まぁ、そんなわけで仕入れた、期待の新星 BeagleBoard-xM。この性能でこのお値段はびっくりですよね。
左側が、BeagleBoard RevCで、右側がBeagleBoard-xMのA2です。
ちょっとサイズが大きくなりました。
USBが4つに、そして待望のEthernetが追加されてます。
USB OTG portはBeagleBoardからかわりないですが、以前はピンコネクタのみだったシリアルポートが今回はボードに直付けされてます。これは便利です。はい。
音声の出力とVideoは、前回同様のようです。DVD-D(HDMI)がついてますね。
JTAG pinも以前と同じですが、今回はカメラ用のピンコネクタがついてます。その右上にちっちゃくあるのはGNDピンですね。今回は豪勢にピンやコネクタが付きまくりです。裏面はというと
ついてます。右上にLCD関連ピンコネクタ。その下はExpansionコネクタです。Power,McBSP,I2C,MMC2,UART,McSPI,GPIO,PWMがここにでているようです。
ちょっと見づらいですが、左上にあるのが、Micro SDのスロットで、その右にこっそり4pin分のMcBSP2 portも出ています。
その下の方にあるのは、Auxiliary Access Headerで、MMC3, GPIO,ADC,HDQとマニュアルに記載されてます。
Beagle Boardよりも色々用意されているようです。しかもコネクタまで実装してくれている豪勢さ。いやぁ、すばらしいです。
CPUは、Texas Instruments Cortex A8 1GHz processor
Memoryは、Micron 4Gb MDDR SDRA(512MB) 200MHz
今回は、NANDこそ無いものの、かなりリッチな環境になっているのは間違いありません。
ついでに、今回はmicro SDが付属していました。中身は
- md5Sum.txt
- MLO
- ramdisk.gz
- ramfs.img
- u-boot.bin
- uImage
- user.scr
というわけで、こちらのmicro SDから起動してみました。
電源投入と同時にシリアルコンソールには色々でましたけど、なんだか起動は遅いです。特に、ramdisk.gzの展開に時間がかかるのか、このファイルの読み込みに結構時間がかかりました。
以前は、電源を入れてすぐにHDMIから犬の絵が表示されていましたけど、このMicroSDカードには入ってないようです。おかげで、シリアルをつながないと、途中でとまっているのではないかと、かなり不安に感じます。
こちらは、起動完了後のログイン画面です。
とりあえず、今週は色々と忙しいので、お遊びができるかどうかちょっと怪しい所なんですが。まぁ、時間があれば、まずはAndroidから動かしてみないとなぁと思ってます。