2010年11月25日木曜日

BeagleBoard-xMのAndroid起動microSDのパーティションをSD Cardとして認識させる

昨日のベンチマークの引き続きのためにmicroSDを探して部屋中ひっかきまわしていた隠者です。こんばんは。いやぁ・・・・みつかりませんでした。これは買わないとだめかな。

さて、そのようなわけで、今夜はベンチマークの続きではなく、中間でちょっと小技をひとつ。@himamuraさんが集めてるベンチマークを行うソフトの0xBenchmarkは、SD Cardが挿入されてると実行結果をテキストとXMLとに残してくれます。

ところが、beagleBoar-xMには、NORやNANDはありません。そのためAndroidの起動ディスクとしてmicroSDを使う事になります。

少しサイズの大きめなmicroSDカードを用意して、起動ディスクの他、SDカードとしても認識させてしまいましょう。

fdiskを使ってコマンドベースで起動用にmicroSDを設定し直す方法は、@pakuqi さんがブログにまとめて下さっています。
さて、この手順の中で領域を切るときに、64MBをMLO,u-boot,kernel用のFAT32領域、残りをすべてユーザーランド用にext3にされています。
が、例えば4GBのmicroSDなら、ユーザーランドとしてext3にするのは、2GB程度として、残りはすべてSDカード領域用にFAT32にして下さい。

え?手順?fdiskにはヘルプもあるし古くから使われているので、Google先生に聞いてもいいでしょう。僕はPF部の他の方々のようには優しくはなく、手取り足取り書き記す気はありませんのであしからず。

パーティションとしては
  1. FAT32 64MB (起動用)
  2. EXT3   2GB   (ユーザーランド用)
  3. FAT32 残りすべて (SD CARD領域)
という形にします。基本領域3もmkfs.vfatで初期化して下さい。

その後、ユーザーランドの /system/etc/vold.fstab に以下のような設定を追記します。


dev_mount sdcard /sdcard 3 /devices/platform/mmci-omap-hs.0 /devices/platform/mmci-omap-hs.0/mmc_host/mmc0

この設定でパーティション3をSDカードの領域として認識してマウントしてくれるはずです。お試しください。

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