さて、そんな忙しい最中なんですが、@himamura さんにぜひ来て!と呼ばれてしまったので、巣鴨にあるCQ出版さんのセミナールームでMeeGo勉強会参加してきました。
MeeGoユーザー会勉強会&OSCボランティア募集
日時:2011年3月3日(木) 18時~
定員:30人
会場:CQ出版社セミナールーム
東京都豊島区巣鴨1-14-2 炭七ビル1階
料金:無料
定員:30人
会場:CQ出版社セミナールーム
東京都豊島区巣鴨1-14-2 炭七ビル1階
料金:無料
正直なところ、都内とはいえ外れの方から1時間半近くかかる場所に18時はきつかったです。仕事を下さっているお客様には、忙しい最中なのにごめんなさいと心の中で土下座しつつ、
ちなみに、今回会場を貸して下さったCQ出版さんのInterface 2011年3月号には「Linuxベースの開発プラットホームMeeGoの基礎知識」という記事が掲載されているとの事。ご興味のある方は急ぎ購入されることをおすすめします(というか、つい先ほどぽちりました。最近書店で見かけてトップの記事に興味があるときしか買ってないです。ごめんなさい)。
さて、今まで参加してきた勉強会の多くは、発表者が数名スライドを用意してきて、それについて質問や意見等を忌憚なくぶつけてみるというものなんですが、今回は特にそういうこともなく、それぞれ思い思いに話す感じでした。
最初は自己紹介タイム
Nokiaの端末が好きな方、Qtを仕事にしていて興味を持った方から、仕事でMeeGoを始めた方、暗い話の多い仕事だから、何か新しく楽しいことをやりたいと思ってという方まで、色々な方がいらっしゃいました。
IntelさんからNokiaさんの発表について
Intelの今別府さんからは、WMCの目前、丁度1年目という正直時期の悪い発表でしたけど、Intelとしてはスタンスにもリソースにも変更はなしとのこと。このままMeeGo続けますよとの発言がありました。
上層部は知っていたのかもしれないですが、かなりサプライズ的な発表でしたとの事。
かなり各所への火消しが大変だったみたいですけど、それでも中にはNokiaさんがデバイスの主軸から外した事で逆に電話に使いやすくなるかもなぁ的な意見もあったようです。
まぁ、Intel色が強くなりすぎる事に懸念をしめしている方々もいるとの事でしたけど。
ユーザー会の盛り上げ方について
@himamura さんからAndroidのユーザー会の活発な活動についての紹介とMeeGoユーザー会に対する意見があったので、 MeeGoユーザー会の現状について、ちょっと不満に思っていた辺りを意見してきました。
MeeGoユーザー会なんですが、参加したもののあまり盛り上がりのないフォーラムがWebにあるだけで、勉強会も参加者が誰なのかよくわからない状態。
昨今の勉強会は、Google Groups等で、参加者の概要がわかったり、イベントもATND等で募集して、誰が参加しているのか見えやすい。そういったユーザー同士のつながりが今のMeeGoユーザー会では作られにくいという事をもっと開放的な組織になるようにしないと駄目なのではないかなということで述べて来ました。
という話をしていた辺りで、MeeGoユーザー会の事務局の人や、Nokiaの佐相さん登場。
Nokiaさんのスタンスと今回WMCの話
色々噂話も出てるのだけどという前置きで色々話をしていただきました。
今回の発表は、MeeGoからの完全撤収という話ではなくて、主軸の製品から外れてしまって実験的なものになってしまっただけとの事。MeeGoへの貢献は続けて行きたいとの事でした。
Nokiaさんが抜けるとARMをやる人がいなくなるのでは的な話には、元々、Nokiaとしても、Intelさんのチップでという考えもあって、実はわりとIntel寄りだったとの事。
人材流出が始まっているとの話は、その多くがMeeGo主軸にとがんばってきていて、このままMeeGoをやっていきたいと思っている人のようです。Intelさんへ転職されて続けようという人もいるようですね。
Qtについても、もう終わりだ的な発言をする人がいるけれど、WMCへのQtに関する出展もストップはかからなかったし、まだ首にはなりそうもないとの事でした。
WMCについては、MeeGoのコーナーもあったとの事。発表直後だけあって、Intelさんのブースには近寄りにくかったそうですけど、色々な種類のデバイスが展示してあったそうです。
Androidのピンバッチについては、高いお金払って(一般参加だと結構お金かかるそうですね)来てるのに、バッチ集めで良いのかなぁ?・・・との事。冷静だなぁ。
あれはあれで、収集癖を刺激する良い方法な気もしますけど、バッチを集め歩いた人たちの今の心境を聞いてみたくなりました。
ちなみに、Qt大好きプログラマとしては、今後のNokiaさんの動向が気になるものの、実際のところは、LGPL化されており、サポートが途絶えたとしても、オープンソースの世界で生き残れるだろうと思っているため、悲観的な感想は持っていません。
Nokiaさんの中には、Trolltech時代からQtをやってきたQtエンジニアの方々も相当数いるでしょうし、今回の発表でリソースや予算の面では、今までよりは厳しい状況がくるのかもしれませんけど、Qt側の人たちには何とかがんばって欲しいなと思います。
そんなあれこれな、お話の間に、WeTABにMeeGoを入れたものを回して頂いて触ってみました。正直な感想を言わせてもらうと・・・もう少しユーザーにとって使いやすそうなインターフェースにできないかなという感触。
iPadをまねれば良いというものでもないですけど、なんでしょうね、こう、まだ萌えが足りない感じでした。まぁ、まだまだやるべき事が一杯ある、丁度Androidの最初の頃のような印象でした。
雑談ちっくな勉強会の話しの中で、Qtに関するプログラマーのイベントについてのお話が出ました。
・NokiaさんのN8向けのアプリを作って懸賞金総額10億円!
N8だからSymbianですかね。でもアプリはQtで組めるので、もってなくてもいけるか・・・?!とまぁ、さすがに厳しいかなぁとも思いつつ。
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